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イス雑感 8 2003.1.27記
これで貫の位置
、寸法関係が分かれば、右下図のような側面図で考えて
いけば良いことに成りますので、貫の高さ(位置)が決まれば青線の貫寸
法は原寸図で実測しても良いですし、桃矢印と紫矢印の三角との合同か
ら紫矢印との寸法比で橙寸法を算出すれば貫寸法が分かります。
勿論灰
矢
印の高さと角度から三角関数で算出しても良いでしょう。
一つ書き忘れていましたが、白丸部分の座板と脚を差し込む接触点を基
点として考えて行きます。
ただ脚に挿す貫の位置は、当然右下の図は
側面図ですから左右に角度を
付けない直角の場合だけになりますので、左右に傾けた場合にはその上
の立体的な図から想像できると思いますが、右下の側面図とは実際の脚
の長さは転ばし加減で変わってきますので、前に説明してきましたように貫
の長さは変わりませんが貫を脚に挿す位置は変わることになります。
立体図から脚と貫の位置関係がイメージできると思いますが、桃矢印と水
矢印の三角の斜辺上(緑線の脚)になりますので、この三角の原寸図から
実測しても良いですし、上に書きました貫の長さの算出と同じように桃矢印
と水矢印の三角との合同から緑線の脚の長さとの寸法比でピンク矢印の
寸法を算出しても良いでしょう。勿論ここも黄矢印の角度と灰矢印の寸法か
ら三角関数で算出しても良いでしょう。
貫を脚に差し込む角度は右下の側面図から見たとおりで、先に説明しまし
たように脚を左右に傾ける角度の影響を受けませんので一定になります。
これで貫の仕様と脚への穴あけ仕様が出ましたので、最後に
左右の青線
の貫同士をつなぐ茶線の貫を考えて見ますが、空矢印から見た正面図は
白矢印から見た右下の側面図と同じになります。ただこちらは当然脚では
なく貫に挿しますから、青線の貫を緑線の脚に挿す時のように位置と角度
を出す必要はありませんので、長さを出すだけになります。
ここで少し話を青線の貫に戻しますが、茶線の貫を平行移動させても当然
貫の長さは変わりませんが、これからもパネルをハの字にした状態では青
線の貫の長さが変わらないことが理解できると思います。
話を戻しまして、茶線の貫の長さは右下の図と同じ状態出考えて良いこと
に成りますから、橙矢印の寸法を出せばよいことに成りますので、青線の
貫の場合と同じように原寸図を書いて実測しても良いですし、合同比や三
角関数で算出できます。
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