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イスについて 12 2002.1.6記

(A) (B) 面ロープの座 (C)
(D)イージーロッカー 座背 4o綿ロープ編包み
 
 

 編み方については、 写真(B)を見れば判ると思いますが、簡単な編み方
ですから説明の必要は無いかもしれませんが、一応書いていきます。
前に書きました様に、単純に四角の座面を編む事の方が少ないのですが、
まず、単純に四角でフラットな面で説明していきます。
初めは4ミリのロープが扱いやすいと思います。
初めに前後の縦のロープを巻きますが、これも色々な巻き方が有りますの
で、ここでは二種類の方法について書いていきます。
図で説明していきますが、 左図が座面を上から見たところで、下が前としま
す。右図はその側面図で進めていきます。

ロープ巻きでは繋がずに一本で巻きましたが、裏側は見えませんので扱い
やすい長さに切り、繋ぎながら編んでいきます。
一本のロープで巻く方法は、巻き始めは前後左右どこからでも良いのです
が、ここでは一応左前から始めていきます。まず、図丸部分のフ レーム
内側コーナーの見えない所に小釘(小鋲)で留めます。矢印の丸ポッチが
巻き初めですが、巻いていく向きは必ず矢印の様にして下さい。
矢印の向きに前枠に二回巻き付け、次に点線の様に前枠の下から後枠
の端に戻しながら下へ渡し、矢印の向きに二回後枠に巻き付けます。次
に後枠の上から矢印の様に前枠の上に渡し、ここで前後の座枠に一回巻
き付け、これでワンクール終了です。
後はこの作業を繰り返して、丸部分が巻き終わりになりますが、ここは巻
き始めの様に小釘(小鋲)で留めて、縦巻きだけで完結させても良いですし、
そのまま横枠の下に回し矢印の様に横編みを初めても良いでしょう。
この時の裏側は点線の様に縦巻きがはしりますので、一本のロープで巻く方
法は、写真(C)のイスの背の様に編みぐるむ所では使う事が出来ません。

次に片側の捨て巻き部分を別のロープにして、二本で巻く方法を書いていき
ます。
巻き始めに関しては同様ですが、ここでも一応左前から始めていきます。こ
こでも同様に図丸部分のフ レーム 内側コーナーの見えない所に小釘で留
めます。矢印の丸ポッチが巻き初めですが、ここでは巻いていく向きが逆
になります。
の部分が別巻きする捨て巻きで、丸部分が巻き始めになります。 また、
この捨て巻き部分はたいした長さではありませんので、切れ端があればなる
べく使うようにします。
まず初めに丸部分の捨て巻きの巻き初めを、丸部分と同様に同じ向き に小釘で留め、図の様に後枠に二回巻
き付けます。下段の右上図は矢印から見た図です。ここで一度クリップクランプなど で留めておきます。
次に主巻きである縦巻きを図の様に、前枠に二回捨て巻きします。次に前後の座枠に二階巻き付け、また前枠に二
回捨て巻きします。こちらもここで一度クリップクランプなど で留めておきます。
次にのクリップクランプで止めておいたロープを下段の右上図の様に、後枠の内側で縦巻きのロープを飛ばして斜
めに渡し二回捨て巻きし、ここでまた一度クリップクランプなど で留めておきます。これでワンクール終了です。
後はこの作業を繰り返して、こちらは丸部分が巻き終わりになります。ここの端末処理も同様に、留めても横編み
を初めても良いでしょう。
この時こちらの裏側は表とほぼ同じになりますので、写真(C)のイスの背の様に編みぐるむ所には最適です。

ロープの繋ぎは裏側であればどこでも構いませんが、裏の見栄えと縦巻きにかかるテンションを考えると、多少無駄
の出る可能性は有りますが、捨て巻き部分の座枠内側が良いでしょう。
ロープの結び方は、本やインターネットで調べてみてください。「本結び」、「外科結び」、「一重つぎ」等の名称の付いた
結び方で良いでしょう。

「イスについて 13」で編み方の続きを書いていきます。


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