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構造について 143 2005.5.30記

天板と脚は分離可能  

構造についてとは少し離れますが、テーブルの高さについて少し見ていき
ますと、身長の個人差はかなりあるものですが、座ることから普通考えれ
ば当然初めに各個人の身長に合った椅子が有り、それに合わせてテーブ
ルがくることになります。
イスは個人で完結しますし、自分用の机であれば最適な高さのテーブルを
選べますが、大きいダイニングテーブルなどで家族や多人数の人々が座る
場合や不特定多数の方々が座るテーブルなどでは、一人々にテーブルの
高さを合わせ(変える)ることはできませんので、成長期のお子さんなどは
イスで高さを合わせることが自然ですから別にして、どの程度の身長の方
を目安にテーブル高さを決めていくかも結構難しい問題です。

極一般的にはダイニングテーブルなどでは700ミリ辺りを中心に色々な高
さのテーブルが有ると思いますが、ダイニングテーブルと言っても色々なテ
ーブルがありますし、色々な状況、使い方や考え方、好みが有りますので一
概には言えませんが、私としては自分にとって高めのテーブルと低めのテー
ブルでは、どちらかと言えば低めのテーブルの方が使い勝手が良いと感じ
ますので、680ミリを標準にしていますが、これについてもケースバイケース
で自分なりに考えてみてください。

またまた話が少し飛びますが、テーブルの高さを簡単に変えることが出来れ
ばそれにこしたことはないのですが、普通に考えればテーブルの高さを可変
できるテーブルは可変の度合いにも寄りますが、結構面倒なことに成ってし
まいますし、可変の頻度とそのためにかける手間と可変構造の視覚的な収
まりなど総合的に考えますと、躊躇うことも多いのではないかと思います。
写真のテーブルのようにボルトで天板と脚を結合する構造では、ワンタッチ
的とは行きませんが、ボルトで結合する反り止め部材と脚の間にスペーサ
ーをかませることでテーブルの高さを上げる事ができます。当然適当な寸法
のスペーサーをかませた状態で、標準寸法に仕上げておけば、低くすること
もできることになります。
外観的なバランスが有りますのであまり大きくは変えられませんが、スペーサ
ーを入れ替えるだけである程度の高さ調節ができますので、これはこれで一
つの便利な機能となります。


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