Challenge 2
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構造について 125 2005.4.24記
アームの機能として腕を置いた時の安定感を考えれば、逆に下の右図の
ように凹面にすれば
座面と同じようにスッポリ収まれば快適なはずですが、
凹面は図で見ての通り角が立ちますので、腕は動きが大きいですし色々
な置き方をする可能性が高いですから、場合によっては快適ではないこと
も起きてきます。
そうしたことを考えれば、アーム上面は平面にしておいた方が無難なことも
十分考えられますし、凹凸どちらにしてもコップなどを置く事を考えれば水
平になってしまいます。
飾りじゃないのよアームは〜♪ ホッホ〜♪ などと言う陽水の歌も有りま
したが、アームについても、「こうしなければならない」などと言うことは何も
ありませんので、極端に言って見てくれ最重視でも実用一点張りでも、自由
な発想で考えていけば良いですが、アームもイス自体と同様ですがオール
マイティーな物はなかなか難しいろころが有りますので、イスの仕様に対す
るアームに求められる最適な仕様を、自分なりにケースバイケースで考え
ていくのが自然ではないかと思いますが、この考え方自体にも囚われること
なく、とにかく自由に発想していくのが一番ですねと、毎度の行き着くべきと
ころに話が行き着いてしまいましただ。
何度も書いていますようにイスは体感的な要素が入ってきますし、それが一
番と言って良いくらい非常に重要なことですから、
他の家具とは感覚の異な
った家具になります。勿論何時も書きますようにどんなことも人それぞれです
し、色々なイスがあって良い訳ですが、あくまでイスを座る家具(道具)と捉え
るで限りは、当然座るものですから座ることで苦痛が有っては困りますし、腰
などに負担が掛かって腰痛になってしまうようでは、イスとして用を足さないこ
とになってしまいますので、
やはり座り心地が大切になってくるでしょう。
イスは人間工学的にと言いますか、科学的な研究やアプローチが色々されて
いて、色々な寸法や角度についての数値などが公表されていると思いますが、
ある限定された場合にはその数値を取り入れてイスを作れば、座り心地の良
い快適なイスが出来上がると思いますので、ある程度の目安にはなると思い
ますが、イスは色々な数値が関連し有っていますので、一部の数値を変えれ
ば関連部分の数値も変わってきますし、どの程度の関連があるかも比例的で
あれば対処しやすいのですが、そう取り扱えるばかりとは言えないところも有
ると思いますし、これまたなかなか難しい問題です。
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