「若者向けインテリアショップに、カバがいた」と家族から聞いて、名古屋のテレビ塔近くのお店に行った。中に入ると、かわいいインテリアグッズがいっぱいあった。レジの近くに、ピンクの大きな箱がいくつも積まれていて、それがカバだった。
白いカバをキャンバスのようにして、チューリップとチョウが描かれている。遠くから見ると、とても色鮮やかだったが、近寄ると、造形がやや画一的で、色の塗りむらがあったりする。
エジプトのブルーヒッポの胴体には、パピルスの葉や小鳥が描かれていて、私たちに当時の世界を教えてくれるが、このカバはチューリップの花を後世にまで伝えてくれるのだろうか。
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◇中国。陶器。貯金箱。26p。名古屋。 |
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