忙中有河馬(ぼうちゅうかばあり)



10年間のご訪問、ありがとうございました。


作られた場所	掲載した年	カバの造形	カバの推定年齢
日本（1）（２）（３）　(4 ) アジアヨーロッパアフリカアメリカオセアニア　不明	2016年 2015年　 2014年 2013年 2012年 2011年　 2010年 2009 年 2008年 2007年　 2006年	耳顔胴しっぽ	子カバ時代青年時代壮年時代老年時代

		更新時のひとこと 16.10.26 おかげさまで、「忙中有河馬」と題したこのホームページが１０年を超えることができました。その記念の「蔵出し」も世界一周を終えました。先に記しました通り、このあたりで更新を終えさせていただくこととしました。更新を終えることはさみしいことですが、自分なりに、「この遊びを尽した感」があり、満足しています。この間、多くの皆さんに励ましていただき、カバ情報をいただき、一緒にカバトークをさせていただきました。心からお礼申し上げます。コレクションがあるところまで来たせいか、新しくおもしろいカバを見つけにくくなってきてはいますが、これからも、「カバとの遭遇」を楽しみにしていくつもりです。ありがとうございました。忙中有河馬 16.10.16 コレクションから、ゆっくりと世界のカバを見てきましたが、次回で一回りすることになります。「蔵出し」シリーズをしながら、カバにまつわる色々なことを思い出しています。 16.09.14 少しずつ涼しくなってきました。畑では秋の準備が始まっています。赤トンボが飛ぶ畑で、秋野菜の準備のため、ミニ耕耘機で土を耕し始めたら、おびただしい数の群れが、掘り返した土と私をめがけて突進してきました。エサを求めてきたのだと思いますが、一瞬とてもこわかったです。 16.0826 これまで、ゆっくりと「蔵出し」をしてきましたが、ユーラシア大陸編が終わろうとしています。これからアメリカ大陸編、オセアニア編と続いて、世界の国々のカバの「蔵出し」が終わります。そのころを目途にこのホームページの更新に一区切りをつける予定でいます。あとしばらくのお付き合い、よろしくお願いします。 16.08.08 暑い日々、早朝の散歩をしている人がとても増えている感じがしています。最近は、鶏頭の花が鮮やかです。透明感のある朱色の円錐形が天に向かって咲き連なっているのを見ると、つい、背筋を伸ばしてしまいます。 16.07.08 時々、歳時記をめくるようになっています。季節の変化という軸が一本しっかり通っていて、あらゆる領域の未知で魅力的なキーワードがずらりと並んでいます。「カバ・コレクションの整理がむずかしいのは、季節の変化という軸がないからだ」と、自分に言い訳をしています。 16.05 緑のトンネルを疾走する電車に揺られて、山奥の温泉町のアート展に行ってきました。街道には石畳が敷かれ、各店の入り口にはオシャレな創作ノレンがかかっていました。お目当てのお菓子屋さんには、「小学校の運動会に行っています。昼までお休みします」との貼り紙がしてありました（笑）。 16.05.16 夏野菜の畑仕事のピークを越えようとしています。これまで、気が付くと、近所の畑よりおくれてしまうことが多く、ちょっぴりあせりながら苗を植えてきましたが、今年は、半歩前を歩いて仕事を進めました。季節を先取りする楽しさがありました。 16.04.20 熊本、九州の地震のニュースに心を痛めています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 2011年の東日本大震災の時、私は以下の文章をこの欄に書きました。今回、その時書いたことを思い出しています。『このような時に、カバのホームページを書くことについて考えました。そして、「カバはどこか哀しみをたたえた生き物だな」と思うようになりました。「カバは私たちにゆとりをもつことの大切さを教えてくれるだけでなく、私たちのもつ畏れ、つらさ、悲しみをしっかりと受け止めてくれる生き物だな」と思うようになりました』 16.02.29 近くのグリーンセンターに行くと、いつの間にかジャガイモの種イモが山のように並んでいました。畑の季節がやってきます。「馬鈴薯植う」という季語があるそうですが、季語に遅れを取らないように、春を迎えたいと思っています。 16.02.16 なつかしい人たちと久しぶりに会える機会がありました。年齢相応の会話のあちこちに、「ブーフーウー」「ムーミン」が登場し、「カバ」も登場しました。こんな話題を交えてはしゃいでいたら、いつのまにか、うん10年前にタイムスリップしていました。 16.01.16 今回から、ユーラシア大陸編です。どうやら私は、カバ・コレクターとして、「熱中期」「右肩あがり期」「平穏期」を経て、「まとめ期」に入っているようです。最近は、「枯れたコレクター」になることをめざしていますが、どうしたら素敵に枯れることができるか、検討中です。 16.01.01 新年おめでとうございます。最近は、ゆっくりなペースで「蔵出し」をしていますが、新年のため、新しいカバを載せ、干支と並べてみました。カバを選び、それに合った猿を街で探し、撮影し、ＨＰを更新しました。久しぶりの作業で、忘れている手順もありました。以前、毎週新しいカバを更新していたころを思い出しながらの作業でした。 15.12.13 寒くなり、野菜のカブのおいしい季節となりました。今年、畑で初めてカブを育て、教わりながら千枚漬け作りに挑戦しました。これまで、おいしく食べていたものでしたが、まさか自分で育て、千枚づけを作る時が来るとは思っていなかったので、感激でした。ユズの香りが効いていました。 15.11.16 アフリカ旅行の写真、カバグッズを眺めていると、とてもなつかしいです。このＨＰのタイトル通り、忙しい日々の中での、夏休みの小旅行でした。思いのほか、アフリカのカバグッズの多くは、すでに日本で見たことがある感じがするものでしたが、生活の場でのカバの表情は、日本の動物園で見るものとは違ったものでした。 15.10.23 今回からアフリカのカバの庫出しです。まずは自分で撮ったケニアでの写真から。歩いているようにも見えますが、目の前を馬のように速く走ったので、2回しかシャッターを押せなかったことを思い出しています。アフリカの原野で伸び伸びと走っていました。 15.10.11 朝、花火の音で目覚め、近くの神社には祭りのノボリがあがっています。子供たちが担ぐ小さな神輿が家々の前を練り歩きます。何十年も前にタイムスリップしたような、秋を感じる祭りの一日でした。 15.9.07 アジアのカバを並べてみると、朴訥さを感じます。ヨーロッパの洗練されたカバ、アフリカの野性的なカバと比べると、その特徴が浮かび上がってくる感じがします。 15.08.29 赤とんぼが舞い、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。畑の夏野菜もピークを過ぎたようです。「ごくろうさん」と言いながら、枯れたツルを片付けたり、土を耕したりして、しばらく、秋が来るのを待つ日々となります。 15.08.16 このコーナーの下に、感想などをいただくコーナーがありましたが、最近、迷惑メール（勧誘・宣伝）が混じることが多くなりました。そのため、「メール」コーナーは、しばらく閉じさせていただくこととしました。ご了解ください。 15.08.02 蔵出し作業のため、エアコンのきいていない部屋にある「カバ棚」から、銅の文鎮を取り出したら、自分の体温よりもあたたかくなっていました。異常に暑いこのごろですが、新しいカバも少しずつは増えていて、元気をもらっています。 15.07.12 これまで、日本の作家のカバ作品を蔵出し（再掲）してきました。今回から、日本各地の、その土地独自のカバを蔵出しします。カバを探せば探すほど、「どこかで見たことがある」同じようなカバに行き当たってしまうのですが、「そこにしかないカバ」を見つけた時は、本当にうれしくなります。 15.06.27 最近、これまで紹介したカバについて、「文章を整え」ながらまとめる作業をしています。しかし、思っていたほど、書き直す部分が多くないことに驚いています。バタバタとカバを集め、急いで文章を書いてきたため、整理が必要と思っていましたが、読み返すにつれて、書いた時の緊張感、勢いが大切なことを再確認しています。当時の空気感を保ったまま、書き直すことに苦労しています。 15.06.04 この「更新時のひとこと」を読み返してみました。ＨＰでは、スペースの関係上、古いものは載せていませんが、データを印刷したら、Ａ４用紙で３０頁もありました。カバをキーワードとした、ままとまりのない短文の集まりですが、私にとっては懐しいものが多く、いずれまとめていきたいと考えています。 15.04.30 今日で、このホームページを開いてちょうど9年が経ちました。開いたのは忙しい頃で、カバ集めという「遊び」にうるおいを求めてきたように思います。明日から１０年目に入り、これまでのコレクションを、「そろそろまとめたいな」と思うようになりました。しかし、どのようにまとめたらよいか分かりません。そのため、これまで取り上げたカバの中から、印象に残っているものを再び取り上げ、文章を書きなおしてみることにしました。書き直すのは、わずかな部分かもしれませんが、そんな「蔵出し」作業を続けながら、私の「遊び」を振り返ってみたいと思っています。 15.04.18 山笑う季節、岐阜県・市ノ倉の陶祖祭に行ってきました。千年以上前から焼き物を作り続けてきた集落で、窯元の庫出し市、クラフト市、太鼓演奏などがあり、蕎麦もおいしく、文化度の高い田舎を満喫してきました。街に入った途端、いきなりカバを発見してしまいました。私は「出会いがしらの遭遇」と呼んでいます。小さな旅に出ると、こんな偶然がたびたびあり、驚いています。 15.03.02 最近、久しぶりの会合に出ることが重なり、何人かの方からカバ情報をいただいたりして、カバ・トークがはずみました。そして多くの人は、、ＨＰの個々のカバのことはウロ覚えだけれど、この小さな「ひとこと」コーナーに書いたことは覚えてくださっている、ということに気づきました。う～ん、「カバ」だけてなく、「カバに似た体形の私」が見られていることを再確認しました（笑）。 15.02.01 寒い季節、早朝の川岸を散歩して、霜のついた芝生道を踏みしめながら歩くことが好きでした。そんな田舎の匂いのする小道に、「舗装工事予定」の看板が立ち、しばらくすると、平坦なアスファルトの道になっていました。ウォーキング時のささやかな楽しみが一つ消えてしまった感じがしています。 15.01.01 寒さのお見舞い申し上げます。水族館でジュゴンを見てきました。「海牛」という見方があるそうですが、「河の馬」と書くカバと似ていることに驚きました。動きもそっくりで、食べものも（海）草食で、そっくりでした。おまけに売店のぬいぐるみも、足がないだけで、まるでカバの顔をしていました。ルーツをたどると、同じなのだろうと思いました。 14.12.15 新聞のコラムで知って、今年は「歳時記カレンダー」なるものを買い求め、トイレでながめて過ごしてきました。24節気・72候が分かりやすく書かれていて、季節を言葉で確認できて、おもしろかったです。一番最近の季節は、「熊蟄穴」（熊穴に蟄す）であり、「熊が寒さを避けて冬眠する頃」という意味だそうです。熊の感じている寒さが伝わってきます。カバはどうしているでしようか。「河馬潜水」でしょうか。冬の動物園は、なかなか素敵ですが、カバは水にもぐっていることが多かったと記憶しています。 14.11.15 カバやカバの絵葉書を探す話が出てくる短編を教えていただきました。堀江敏幸さんの作品です。今、読み進めています。時々、「私もまた、訪れる者を否応なく内省に誘う彼ら（カバ）の容貌に感化された人間のひとりだったから」などという文章が出てきたりして、うれしくなってしまいます。短編の続きを読みたくなってしまいます。（堀江敏幸著「留守番電話の詩人」。新潮文庫『おぱらばん』所収） 14.10.26 Eテレの俳句番組をながめていたら、将棋の羽生善治さんが、「俳句とは、ダイエットのようなもの」と話しておられました。ぜい肉のような余分な部分をそぎ落として、最低限必要な言葉で世界を組み立てるおもしろさ、というようなお話だったと思います。それを聞いていて、私は、最低限必要な線で組み立てられた「ダイエットした」俳句のようなカバグッズがほしいな、と思いました。 14.10.08 親しい人からすてきな本を送っていただき、少しずつ読み進めています。これまでの仕事をまとめられたものです。むずかしいテーマが、心の底から出てくるやさしい言葉で、わかりやすく書かれています。一冊の本にかけられた思いが伝わってきます。 14.08.31 北海道の旭山動物園のカバが大きな水槽の中を伸び伸びと泳いでいるDVDを送っていただきました。下から見ても横から見ても、小さなプールに横たわっているカバとは別の生き物です。吉岡佐和子さんの写真集「Ｆｌｙｉｎｇ　Ｈｉｐｐｏ」（１１年７月３日本ＨＰ掲載）で水中のカバを見た時の驚き、ケニアで生き生きと泳ぐカバの群れを初めて見た時の驚きを思い出しました。 14.08.16 日本最高齢だったいしかわ動物園の「デカばあちゃん」がなくなって4年が経ちました。俳人の坪内稔典さんは、デカの印象を、「万年の水のかたまり夏の河馬」という句にまとめておられます。坪内さんは最近のエッセイで、「カバも私も水のかたまり」「愛想のなさが私は好き」「見向いてくれないから、私はカバの前で自分のことをしばらく考える」と書かれています。何度もうなずきながら、読みました。 14.07.06 夏野菜の成長が著しい季節です。昨年までは、枝は伸び放題にして、できた野菜を収穫して喜んでいましたが、今年は、近所の方から、「枝の選択」ということを教わりました。伸ばしたい枝を成長させるために、それ以外の枝を大胆に「切る」ことです。適度にハサミを入れることは、難しいけれど大切なことだなと感じています。 14.06.08 先日の朝日歌壇にカバの歌が2つ載っていました。そのひとつです。おお河馬よ / まるごとキャベツを口に入れ / がぶりと嚙んだ / 春の力は (青梅市・津田洋行作。馬場あき子選。5月26日) 選者の馬場さんは「その生命の強さがリアルな食の力強さとともにあって楽しい」と書かれています。キャベツを嚙みくだくカバの若さをまぶしく感じました。 14.0514 早朝に散歩をしていると、どの畑でも、夏野菜の苗が日々成長していることが感じられます。キュウリなど、育てる人によって、苗の植え方、支柱の立て方が微妙に違って、おもしろいです。その人がキュウリの特徴をどうとらえ、どう育てようとしているかが伝わってくるようです。カバ・コレクターよりも野菜ウォッチングに忙しい５月でした。 14.04.07 しばらく「忙中」にいました。あわただしさが一段落して、ＴＶでタンザニアのゆったりとしたカバの姿を見て、ＨＰのタイトルを思い出し、久しぶりに更新しています。草を食む時のカバのような日常性の中にある時、このＨＰに向き合えることに、改めて気づきました。 14.02.23 家族に新しい命が加わりました。最初に泣き出した時、あやすオモチャが見つからず、とっさに小さなカバのぬいぐるみを思い出しました。目の前でオナカを押してペコペコ音を出すと、泣きやみました。この子にとって、最初に心に刻まれたオモチャが「カバ」ということになりました(笑)。 14.01.13 お正月にいただいた年賀状。近況の後に、このHPへの感想や励ましを短く書いていただいていることがあります。その人の最近の様子に思いをはせながら、私の「ささやかな遊び」に付き合っていただいていることを知って、心が緩んでくる瞬間です。 13.12.08 世界や日本の街角を散策するTV番組を見ることがあります。それは市場であったり、路地裏であったり、時には蚤の市や骨董街であったりします。そんな時、「カバの匂い」がしないかと、目を凝らしてしまいます。しかし、「そこをもう少し行くといるかも…」「その棚の奥を映して…」という場面でカメラが切り替わることが多く、隔靴掻痒の感をもってしまいます。「路地裏の猫を探す」番組がありますが、「カバグッズを探す」番組と出会えることを夢見ています。 13.11.04 先日の朝日歌壇で見つけた短歌です。「三十年人に観られて来し河馬はプールの死角に体休める」(10月14日。千葉市吉井清乃作) 選者の佐佐木幸綱さんは「河馬の気持ちが分かる気がする」と述べられています。カバを遠くから眺めるのではなく、近くでカバをしっかりと見つめてきた人の歌だな、と思いました。 13.10.10 先日、ロープウェイに乗って、季節を先取りしたような紅葉を楽しんできました。木々の美しさは素敵でした。麓のミュージアム・ショップでは新しいカバも見つかり、元気をもらった小旅行となりました。 13.09.16 台風が来る少し前、奈良まで足をのばしてきました。国立博物館の「みほとけのかたち」展で出会った阿弥陀如来坐像は、二頭身でかわいらしく、素敵でした。仏様は、どんなに気に入っても、カバのようにコレクションできないので、絵葉書を求め、心の中に収めてきました。 13.08.11 暑い日々ですが、早朝の散歩をしていると、サイクリング、ウォーキング、畑仕事などをしている多くの人と出会います。この季節、イチジク農家の一帯では独特の空気感があり、収穫が始まっています。濃密なイチジクの木の香りに深呼吸したくなります。アフリカの草原で未明に草を食んでいるカバが感じている解放感を想像してしまいます。 13.07.07 先日、「カバの牙(歯)は、長くて尖っているけど、口を閉じるとき、どんなふうに口の中に納まっているのだろう」と質問されました。考えたこともない問いで、いまだに答は分からないままです。私は、「人が、どのようにカバをとらえ、表現しているか」については関心があり、おもしろがっていますが、「カバそのもの」については、知らないことが多いことを改めて自覚しました。 13.06.08 家族の友人知人の方々にお会いする機会がありました。何人かの方から笑顔で、「HP、時々拝見しています」「旅行に行った時、一緒にカバを探しました」などと声をかけていただきました。その時、私とカバをダブらせて見られているような、不思議な感覚を味わいました(笑)。 13.05.04 近くのグリーン・センターに足を踏み入れたら、夏野菜と花の苗であふれていました。色々な野菜や花から「呼ばれている」気がして、つい、予定以上の苗を買ってしまいました。この「呼ばれている」感じ、すぐには気づきませんでしたが、しばらくして、カバを集め始めたころの、「店の片隅のカバから呼ばれている」感じと似ていることに気づきました。それから11年が経ち、HPを開いてちょうど7年が経ちました。 13.04.06 小さなお城のある公園に花見に行ってきました。満開の桜の下を歩きながら、幼いころ、この公園の一角に動物園があったことを思い出しました。サル、クジャクがいて、たしかゾウもいました。記憶をたどっても、カバがいたかどうか、はっきりとしないままでした。よく考えれば、いた確率はとても低いですが。目の前の桜と、幼いころの曖昧な記憶とが重なって見えたお花見でした。 13.03.09 先日、ウン十年ぶりに、小学校のクラス会に参加しました。私のあだ名を覚えている人が結構いて驚きました。小学生にしてはシャレたあだ名で、自分でも気に入っていました。それは、こじつければ、カバとつながるところがあり、自分のルーツを再確認した感じがしました(笑)。 13.02.01 季節を感じられるカバは少ないのですが、野菜つくりの世界には、季節を感じられる言葉が多いようです。立春を前にした、一年で最も寒い今の時期には、畑を耕す「寒おこし」という言葉があり、有機肥料をまく「寒肥」という言葉があるようです。春がやってくるのを待つ言葉は素敵ですね。 13.01.10. 新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。いただいた年賀状の中に、「カバグッズ、探せば探すほど逃げていく? コレクターのエネルギーの強さを改めて思いました」というコメントが書かれいて、深くうなずいてしまいました。本当に、カバグッズは、追うと逃げてしまい見つからないことが多いですが、心の片隅に置きながら、追わないでいると、むこうから近寄ってくることがあるようです。不思議ですね。 12.12.22. 「仏像の見方」といった本を眺めることがあります。そこでは、姿形、着衣、作られ方などから、人々の仏様への「思い」を読み解こうとされています。カバ・グッズには、そのような洗練された見方の積み重ねはありませんが、作者のカバへの「素朴な思い」がストレートに伝わってくる作品と出会うことがあります。そのような瞬間が好きです。 12.11.22 今日UPした写真のお花は、先日、ある会でいただいたものです。いつのまにか、カバは私の生活の節目ごとに、私のところにやってきて(いただいて)、私を元気づけてくれるものになっているようです。ありがとうございました。 12.10.22. 朝の8時前、BS放送の「こころ旅」という短い番組が、最近のお気に入りです。読者の思い出の地についての手紙を読み、その地を自転車で訪れます。63歳の火野正平さんは、上り坂ではハーハーあえいで自転車をこぎますが、素敵な下り坂に来ると、時々、「人生、下り坂最高」とつぶやきます。なぜか私は、この言葉を聞くと笑ってしまいます。 12.9.07 最近、早朝の散歩をしています。小さな川沿いに芝生の土手道があり、足にやさしい、私のお気に入りのコースです。途中で、鴨の親子と出くわすことがあります。これまでは、近づくと必ず逃げられていたのですが、最近、私が歩みを進めても、自然に泳いでいることが続いています。小さな変化ですが、うれしい変化です。 12.08.26 時々拝見しているHP「ヒポミのカバ・コレクション」によると、カバ・コレクターのトップランナーであるヒポミさんが、近々、カバ・コレクションの本を出版されるとのことです。膨大な数のコレクションから、どんなカバを選ばれ、どのように編集されるか、本の出版をとても楽しみにしています。 12.07.20. 田舎に住んでいます。畑に植えたナス、トマト、キュウリなどが豊作で、カバに負けないほどの草(菜)食生活の日々です(笑)。先日は、訪ねてきた人に家族が「ナスいりませんか?」と聞こうとする寸前に、「カボチャいらない?」という先制攻撃をされてしまいました。あいさつ代わりに野菜の話題が出てくるのですね。 12.6.24 最近、「左手のピアニスト」館野泉さんのピアノ曲が、私のお気に入りです。世界的な活躍をされてきた館野さんは、10年前に脳溢血で倒れ、右手不随となられたのですが、その後、左手のためのピアノ曲に集中して取り組まれています。演奏会のCDからは、そんなことを感じさせない、とてもやわらかくて素敵な雰囲気が伝わってきます。 12.5.27 昨年の夏、陶器の町・信楽でフラリと入ったお店で、カエルがとても気に入ってしまい、「カバを作ってください」とお願いしたお店から、「カバができました」というファックスをいただきました。とてもうれしい瞬間でした。そのカバは後日紹介させていただきますが、「おじいちゃん」と呼ばれていた人は、皆川隆さんという高名な作家であることがわかり、恐縮してしまいました。 12.4.30 しばらくの間、「忙中」にいました。そのため、更新できず、「忙中有河馬」というタイトルに負けていました。時々のぞいてくださった方、ご心配いただいた方、ありがとうございます。今日は、このホームページを開設して6周年の記念日です。更新のペースは未定ですが、再開させていただきますので、よろしくお願いします。 12.1.20 　お正月に、数人の方から「一陽来復」と書かれた年賀状をいただきました。恥ずかしながら、私はこの言葉を知りませんでした。季節の言葉に詳しい家族によると、「陰暦の冬至のころのこと」とのことでした。辞書を調べると、「冬が去り、春が来ること」「悪いことばかりあったが、善い方向に向いてくること」と書いてありました。なるほど、「謹賀新年」と書きにくかった、今年の日本の正月を的確に言い現わした言葉だな、と思いました。 2012.1.1 新年おめでとうございます。カバコレクションの最初のころは、熱中していた時期がありましたが、年月を重ねるにつれて、「日常生活の中の、おもしろくて大切な一部」という位置に落ち着いてきています。今年もそんな感じで、さりげなく、長く続けていきたいと思っていますので、よろしくお付き合いください。 (このコーナー、長年の間にスペースが一杯になり、新しく書き込みができなくなりました。残念ですが、これまでのものは、削除しました。)
	16.10.26 ニュージーランド・オークランド動物園のカバ。




「忙中有河馬」（ぼうちゅうかばあり）
06.4.30 開設 06.8.15 ｶｳﾝﾀｰ設置