−いきさつ編−
↓写真1 上から見ると,普通のブリッジだが・・・. ![]() |
↓写真2 横から見ると,イナーシャブロックはなく”コの字型の鉄板”!う〜ん.ダミだこりゃ. ![]() |
↓写真3 ペグもガタつきが多く,役不足の感が否めない.. ![]() |
だいたいこんな感じで,”とりあえずエレキ作ってみました”って感じが否めない代物だった.
ただ,材は結構いい木を使ってるみたいで,軽いし木目もとおっている.鈴木バイオリンっていうほどだから,エレキは素人かも
しれないけど,木はいいのを持っているのかな.生音がデカかったのは,このせいかもしれない.
材は良いし,メイプル指板のストラトは持ってない.考えることはただひとつ.【再生したい】であった.また,過去の質屋ツアー
などで,JUNKのギター部品なども時々見かけた.
よし,ここはいっちょう「中古部品を集めてこいつを再生してやろう」.
MORYは動き始めた.
第3章 構想を練る
う〜ん.どのように仕上げようか.漠然と考えていることは・・・
・再生させるからにはLiveでも使ってあげたい.サブギターとかメイプルの音がほしい時に使えれば御の字.
・完璧に仕上げるのではなく再生するのが目的なので,費用はできるだけ抑えたい.
・とは言っても,やる以上は音・見た目ともに,できるだけしっかりしたものにしたい.
う〜ん.二兎も三兎も追っている感じ.(笑)
音に関しては,木は良くてもPUやブリッジが良いものでないと非常に厳しそうだ.この辺の部品は結構高いのよね.MORYの ”ファイナル値切りウェポン”を発動しまくっても無理やろなぁ.まあ先回愛器”MORY”をメンテしたときのように,気長にリサイクルショップに 行って,ピックアップなどJUNK部品を探そうと決めた.探し物は”ペグ”,”トレモロ”,”ピックアップ”,”ピックガード”だ. 例のごとく.家族で出かけた帰りがけなどに,足を運ぶことにしよう.(嫁はん,息子達よ,ゴメンなさい・・・)
見た目に関しては,現状のままでも悪くはない.ただし,ヘッドのロゴ(黒い字でデカデカと書いてある)がちょっとカッコ悪い.
これについてはアイデアがあった.それにはまず,現状のロゴを消さないといけない.
早速とある週末の深夜,おもむろに作業に取り掛かった.
《ヘッド改造編へ続く》