ヒポミさん著『かばの本』が出版された。一読して「う〜ん、すごい」とうなった。レベルが高いのだ。
まず、カバのレベルが高い。膨大な数のコレクションから選り抜かれたカバの写真が並んでいる。もっと多くのカバが並んでいるかと思ったが、それがない。
次に、文章が素敵だ。簡潔な説明文に無駄がなく、カバへの親しさに満ちている。そして、カバ・コレクションの醍醐味、楽しさが書き込まれている。
そして、全体がオシャレだ。表紙、写真、レイアウト、寄稿文など、どこにもスキがない。
カバ・コレクションのおもしろさ、エッセンスが詰まった本であり、「いや〜、参ったな」と思った。 |
◇ヒポミ著『かばの本』。幻戯(げんき)書房。 |
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