「災害、事故などが起きた時、心と体にどんな変化が生じ、どう対処したらよいのだろう」という問いに答えようとした絵本『かばくんのきもち』。作・とみながよしき、絵・しむらはるの。
「あんなこわいことから ずいぶん時間がたった。なのにまた あんなこわいことがくるんじゃないかって 心配なんだ」というかばくんの不安に答える形になっている。作と絵のお二人は臨床心理士。
このテーマで、どうしてカバが選ばれたのか、作者に聞いてみたい気がした。「デリケートな生き物だから?」「子どもに親しまれやすいから?」
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◇絵本『災害後のこころのケアのために かばくんのきもち』(遠見書房)。 |
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