彫刻家の山田実穂さんからカバの年賀状をいただいた。「愛媛県とべ動物園にて/母かばミミと2011.7.24生まれのユイ」という説明がある。「四国のかば親子に会ってきました」とのこと。（2007年の年賀状はこちら）
母カバは堂々としていて、子カバは楽しそうに歩いている。今にも、前足が一歩前に出そうな感じが伝わってくる。カバの姿形の描写を越えて、関係、動き、雰囲気が伝わってくるところが素敵だ。
この絵だけでなく、山田さんの作品全体からは、カバへの「興味関心」「好意」だけでなく、「敬意」「親しさ」を感じることができる。そこが、カバを見つめ続けている人の仕事だと思う。
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| ◇山田実穂。とべ動物園のカバ親子のスケッチ。 |
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