黒くて光沢がなく、ツルツルした感触のするカバ。形のとらえ方がおもしろい。
瀬戸の町を散策していたら、ちょうど展覧会が開かれていることを教えていただいた。「窯垣の小径ギャラリー」という民家を改装したギャラリーでは、その近くに住み、制作されている作家の方々が展覧会を開かれていた。
いろいろな作品を眺めながら歩いていると、黒い動物のいるコーナーがあり、カバがいた。若手の作家、橋本緑さん作とのこと。その日は「バイトの日で不在」とのことだったが、教えていただいたブログによると、「黒陶研磨土器」と名付けられ、「土が乾く手前で、ツルツルの石を使って磨く」とのこと。「黒」「研磨」「土器」という独自のキーワードが、とてもおもしろい。 |
◇橋本緑作。黒陶研磨土器カバ。18p |
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