『カバ ! じゃない、サイ』という絵本。ブルーがきれい。動物園のサイの前に、係の人が「カバ」という看板を立ててしまった。多くの人は、サイをカバと思って写真を撮ったりする。サイは必死で抗議するが、誰も気づかない。ようやく少年が気づいて、看板を取り替える。最後のページでようやくカバが登場するが、よく見ると「ゾウ」という看板が立てられている、というのがオチ。Jeff
Newman(アメリカ)作、青山南訳、ほるぷ出版。
カバとサイは、ツノのあるなし、指の本数、皮膚の感じだけでなく、全体の雰囲気が大きく違う感じがする。根拠はないが、カバの方がデリケートな生き物という感じがする。
カバを探していて、「サイしかいない」という答をもらうことは しばしばある。それでも、「では、サイも集めよう」ということにはならない。
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◇日本(原作は米国)、絵本。家族より。 |
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