俳人の坪内稔典さん著『カバに会う 日本全国河馬めぐり』（岩波書店,2008）を読んだ。還暦を記念して、全国29カ所・60頭のカバすべてを訪ねられた紀行文集だ。カバを詠んだ、本当にたくさんの俳句、短歌が紹介されていて、驚いた。唐仁原教久さんの装画も素敵だ。
発売日よりも前に、新刊ニュースをメールで教えていただき、近くの書店にはなくて、アマゾンで手に入れた。ほとんどの新聞に書評が載ったようで、そのいくつかを何人もの方から送っていただいた。ありがとうございました。
以前、京都・東寺の弘法さんの縁日で、お店の方とカバの話をしていたら、横にいたお客さんから、「カバなら坪内さん」と教えていただいた。それ以来、新聞などで時々、カバの句を読ませていただいている。俳句としては「桜散る あなたも河馬に なりなさい」が有名だ。
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| ◇日本。坪内稔典著。『カバに会う 日本全国河馬めぐり』（岩波書 店,2008）。 |
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