オーストリアのウィーン美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)のカバのレプリカ。ここは、ハプスプルグ家歴代の皇帝が集めた膨大な美術品を誇る、ウィーンにふさわしい美術館とのこと。夏に旅行されたSさんにいただいた。
ブルーのカバは、世界中の美術館にいるようだが、その表情は一つ一つ違うようだ。また、そこで作られているカバのレプリカも雰囲気が違う。これは、ブルーが独特できれい。蓮、鳥などが描かれている。
2004年の春に三重県立美術館で開かれた「ウィーン美術史美術館コレクション 神と人とファラオ 古代エジプトの美」という展覧会で、ポスターに載り、一番人気があったのが、たしかこのカバの実物だったと思う。少し暗くした部屋の中で、きれいにライトを当てられたカバを見ようと、行列ができていた。その時、このカバは売られていなくて、今回、4,000年前に作られたカバに再会したような気がした。
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◇オーストリア。陶器。7p。Sさんより。 |
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