最後の日、ナイロビに着いて、ガイドさん(旅行初日と同じケニア人女性)の案内で大きなスーパーマーケットで買い物をした。品揃えがしっかりしていて、ケニア産のいろいろな食べ物があった。
マーケットの外に広場があり、木彫り製品を売っているいくつかの店があった。北海道の木彫りのクマをカバに置き換えたような店もあった。そこに、顔が長くて体が丸い、ちょっと変わった
このカバがいた。
ガイドさんから、「カバが好きなのは、どうして?」と聞かれた。「体型が似ているから」と答えたら、ガハハと笑ってもらえた。これまで日本で、同じ質問に同じ答え方をしてきたが、「いやあ」「そんな」と笑って否定されたり、さりげなく話題をそらされることが多く、こんなに笑ってもらったのは初めてだった。ケニアでのカバイメージが、日本とは違っていることが関係しているかもしれないと思った。
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◇ケニア。木彫りのカバ。17p。 |
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