水中のカバ。ブロンズ製。7p。大と小が親子のように並んでいた。これは小。日本にも、このような「水中のカバ」は多くあるが、どこか似ているものが多いと感じていた。これは、顔の表情、胴体の形など、今まで見たことがないものだ。
しばらくガイドさんとナイロビの町を走り、店に入って買い物をしているだけで、自分の中の緊張感が緩んでくるのを感じた。ガイドブックでは、最近のナイロビは、旅行者だけで歩くと何が起こってもおかしくない町として描かれていた。確かにそういう部分はあるのだろうけれど、多くの人々が、ごく普通の生活をしていることを体で感じたドライブと買い物だった。
今回の旅行、一言でいえば「アフリカの空気を思いっきり吸う」ことが目的だったが、家族は衣類に、私はカバグッズに目がいくことが多かった。どちらも、アフリカの空気をたくさん
まとっているような気がした。
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◇ケニア。ブロンズ製。7p。ナイロビ。 |
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