絵本の帯の裏に「動物園のかばくんの一日が、簡潔でリズミカルな言葉と存在感ある美しい絵で描かれています」「1962年の初版以来、根強い人気をもつ傑作絵本の英語化」とあり、CDまで付いている。
コーヒー缶コレクターのSさんに、英語版をいただいた。手にした瞬間になつかしさがこみ上げてきた。ずいぶん前に、家族と繰り返し読んだ絵本だ。当時は気づかなかったが、今見ると、かばの形、表情、色が素敵だ。作者は何度動物園に足を運ばれたのだろうか。
ずいぶん久しぶりに、お気に入りの絵本をとってある段ボール箱を開けてみた。『かばくん』だけでなく『かいじゅうたちのいるところ』『いない いない ばあ』『ねないこ だれだ』などが出てきた。絵本は、子どもにとってだけでなく、親にとっても思い出に残るものだ、ということに改めて気づいた。
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◇日本。絵本。岸田衿子作・中谷千代子え。Mia Rinn Perry訳。 R.I.C出版。Sさんより。 |
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