山梨県立美術館に行った。ミレーの「種まく人」を見たくて行ったのだが、たまたまやっていた「川崎小虎と東山魁夷」展がおもしろかった。私は川崎小虎という日本画家を知らなかったが、年齢とともに絵の描き方が変化していく様子が伝わってきて、とてもおもしろかった。いつものことだが、自分の年齢の頃、画家がどんな絵を描いたかに関心があって、その年齢の前後の絵をじっくりと見た。そしてオノレの現在の仕事について、深く反省した。
その後、閉店時間まぎわのミュージアムショップをウロウロして、捜し物を発見。ガラス製。聞けば、清里の北澤美術館で作られたものとのこと。「ワインの古い樽で作られたカバとか、山梨らしいカバ、山梨にしかいないカバはいませんかねえ」と聞いてみたが、あいまいな答えしか返ってこなかった。
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◇日本。甲府。ガラス。高さ4p。山梨県立美術館。 |
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