◎日本。陶器。兵庫県。家族より。 |
陶器製灰皿。4本のストライプがきれい。このカバの後姿を見ていたら、「カバ がんばる」という詩の「まるい
おしりを 夕日にむけて」という言葉が思い浮かんだ。詩は、Uさん(ホームページあてメール)と家族から、それぞれ教わった。
朝日をあびて おめかしして
きょうこそ あのこに うちあけようー と/カバ がんばる
みずくさ みやげに あのこに ちかづき
え、えーと・・あのう・・そ、その いい天気だね/カバ ふんばる
いきな あいつが あのこを ひとりじめ
あのこ あいつを みあげて うっとりで/カバ こまる
ふん ぼくだって べつに いいもん!
しっぽふりまわして おもわず /カバ つっぱる
でも やっぱりな どうしても
あのこの えがおが みたいもんだなあ・・・と/カバ うなだれる
そうさ あしたまた がんばれば いいさ
まるい おしりを 夕日にむけて うちにかえり/カバ ゆめみる
(『工藤直子詩集』、ハルキ文庫、2002)
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