◎アフリカ。木製。座りカバ。高さ16p。神戸。 |
神戸の三宮から元町まで、カバを探して散策した。意外と見つからずに苦労した。中華街に入り、中国らしいカバを探そうとしたが、ブタ、パンダが多かった。しばらく歩くと、とても落ち着いた感じの中国商品専門店があった。お店の中を一回りしてから、店主と話をした。中国にはカバは動物園にしかいないこと、根付(ねつけ)の中にカバがいるが、それは古いものでなく、日本の根付コレクター目当てに最近作られたものであること、中国には龍の作り物が多いことなどを楽しくおしゃべりした。
カバ・コレクターの楽しみの一つは、カバという、現実生活とはまったく関係のない具体的なものに焦点を当てて、他愛のない会話を楽しむことにあるのではないかと思う。カバに焦点を当てた街の散歩と言えるかもしれない。収穫は、その街の空気を存分に吸うことだと思う。
これは、そのお店にいたアフリカ製のカバ。 |
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