忙中河馬有
私のカバコレクション
大阪/050523
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作られた場所
日本
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オセアニア
不明
手に入れた年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
カバの造形
しっぽ
カバの推定年齢
子カバ時代
青年時代
壮年時代
老年時代
◎大阪。ひより工房。陶器。
これ以上ないほどシンプルなデザインがおもしろく、素敵だ。全体はカバだが、よく見ると、耳も目もシッポも造形が違う。おまけにヘソまである。しかし、正面から見た顔、胴体のズンドウ感は、カバそのものだ。

「カバのハニワ」と呼べると思う。作者はまず、じっくりとカバを観察したり、資料を集めたりしたのだろう。しかしその後は、それらを忘れて、粘土に向かって、ひたすら余分な部分を削り続けたように思われる。

観察に基づいて「足し算」をするのでなく、思い切って「引き算」を続けた作品だと思う。その潔さがカッコいいと思う。