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独特の模様が美しいカバがいる。iPADで拡大して見ると、鯉幟のウロコを近くで見るような感じ。耳、目、顔、胴の造形が、リアリティをもちながら抽象化されている。金色の線で口がキュッと閉じられている。
ハンガリーのHEREND社製。ヘレンドは、「1826年に創設され、ハプスブルグ家の庇護の下、ヨーロッパ中の王侯貴族を魅了した」とのこと。「絵は手描きで、ハプスブルク領の多様な文化が反映され、さまざまなパターンが混在した独特の美的世界を創造」しているとのこと(冊子より)。
注文してから1年以上たち、忘れたころにファクスが届いた。歴史でしか知らなかったハプスブルグ家を、近くに感じた。
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