笠間焼(茨城県笠間市)。大崎透作。高さ19 cm。
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よく玄関に置いてある信楽焼のタヌキを、カバに置き換えたような作品。丸い腹を突き出して座っている姿が印象的。顔の描写のリアルさと、胴体以下のゆるさが対照的だ。
12年前、このカバを手に入れた時、しっかりとした老カバに見えたが、今は「老い」よりも「近しさ」を感じるようになっている。う〜ん、なぜだろう。私にとって「老い」が、見上げるものから身近なものへと変わってきているからだろうか。
9年前にホームページを立ち上げた時、トップページはこのカバだった。「こんなカバが増えるといいな」と、思っていた。
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